昨年末、業界に大きな影響を及ぼしているアメリカでのオンラインギャンブル禁止法案。
この禁止法案は国内のオンラインギャブルには適用されないという一見するとアメリカ本国にとって
有利なものになっています。
これに対し、アンティグアが2005年からWTO(世界貿易機構)に対し、提訴しているという背景がありました。
今回は再度、WTOから裁定がなされ、結果アメリカが敗訴したということです。
様々な報道機関でこの件が掲載されています。
WTO Rebuffs U.S. on Internet Betting; London Gaming Stocks Rise
WTO: U.S. failed to comply with ruling
WTO Rules U.S. Web Gaming Ban Illegal; Shares Jump
今回の件で昨年可決されたアメリカのオンラインギャンブル禁止法案がどのようになるのか
注目していきたいと思います。大きな変化が現れるかはアメリカの今までの経緯からすると
期待が持てませんが、今回の件が変化の要因にはなりそうです。
関連ページ:アメリカの法案に対する業界の動き 其の2(10/10)
アメリカの法案に対する業界の動き 其の1(10/10)
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